ある8月のよく晴れた日、夕刻に散歩していて見つけた蝉のぬけがら・・・の山。
場所は天蓋公園につながる緑道。
蝉のぬけがらは「空蝉(うつせみ)」とも言い、夏の季語ともなっていて古くから文学に起用されていたが、そのイメージは現世とか空虚など、なにやら終わりある今を映し出すムードを醸し出しているのですが、
こんなに空蝉も集めると、遠くから眺めても「なんじゃぁ!ありゃ!!」的な迫力を生んでしまいます。
たぶん近所の子ども達は蝉のぬけがらを集めて、持って帰ろうとしたところに母親が突然現れて・・・「ギ、ギエ~~~ッ!#$%&’」と声荒げて「は、はやく、それ捨てて捨てて!」となってしまい、子どもはどうしていいやら分からずに、咄嗟に道の上に空蝉の山を盛り上げて、母に手を引かれて家路へと。こんなシーンが浮かんでくるではありませんか。
でも、子ども達はどんな目的があって空蝉を集めまくったのだろう?
ほんとうに子ども達が集めたのか?
いったい何のために??
謎は深まるばかりです。
試しにネットで調べてみたら、メルカリでたくさんの蝉のぬけがらが出品されているのを発見しました。けっこうな量を千円とか、これもけっこうなお値段が付いて売られているところを見ると、何やら空蝉の需要がありそうです。
さらに調べを進めると、空蝉には薬効があることが分かりました。風邪での発熱や、蕁麻疹、咽喉炎や結膜炎などに効くらしいです。
しかし、もっと見ごたえのあるものに適用されているのを発見しました。空蝉をいくつもいくつも使って芸術作品を作る! これがあるみたいです。
こうした作品を作るための材料というのがメルカリで売られている空蝉の利用先なのでしょうか? これを作るなら何個も何個も空蝉が要りそうですね。
他の用途を探してみましたが、これは?というのは見つかりませんでした。「食べる」というのがありましたけど・・・
ただ、夏休みの自由研究に良さそうだとおもったのは、1日中空蝉を探しまくったら、いくつ集めることができるか!?調査のはなし。
これは実際にそれをやっ.てみた大学生のお兄さんたちの作った動画がありました。下のYouTube動画でその努力と調査結果をご覧ください。
もし桂坂でこの調査をやったら、いったい1日で何個集めることができるでしょうか??
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