何だ!コレは?
京都市バス「天蓋公園前バス停」下車、徒歩5分のところにある天蓋公園で、6月の梅雨の最中、奇妙な生物の亡骸が発見された!!!!
体長約4センチ、ネズミのような体形だが鼻が前に突き出しており、やせ細った体から伸びる手足はふつうのネズミよりひょろ長く伸びている。
生物に詳しい方に写真を元に鑑定をしていただいたところ、この写真だけでは断言できないけど、身体の特徴からジネズミではないかと。
ジネズミはほぼ日本全国に生息していて北海道以外では在来種(北海道は元々生息しておらず他の地域から移り生んだ国内外来種)だそうで、京都に昔から住んでいるはずなのですが、今回は死骸とはいえ初めて動物園以外で目にしました。
ふつうのネズミよりモグラに近い種類で、トガリネズミというやはり尖った鼻のジネズミにそっくりな哺乳類の仲間だそうです。もしかしたらホンシュウトガリネズミか、やはり類似のカワネズミかも?とも思ったけど、もしそうであれば超レアですから、まさかねぇ。
この正体不明の生きものは犬の散歩中に、偶然にも犬が見つけて、まさに食わんとするところを「待て!」と制し、よく見たらそれが生きものの亡骸だということが分かりました。
最初はイタチか何かの小動物がしたウンチかと思いましたが脚のようなものが見えました。
きっと鳥の雛が巣から落ちて死んだ雛かと?だけどよく見たら脚は4本。
ねずみさんかな?
でも鼻が長いし・・・
こんな具合にしてどうやらニホンジネズミではなかろうか?と辿ってきたわけです。
桂坂の外輪は山と森で囲まれているので、このようなあまり目にすることの無い生きものも生息しているのですねぇ。
ちなみにこのジネズミの仲間は親子が繋がって電車ごっこのように歩く「キャラバン」という行動をするそうです。その様子が見られたら最高なのですが・・・
ちなみに外国のYouTube動画ですが、キャラバンはこのようなものです。
それにしても、小学校の自然観察授業はいつ再開なんだろう??
子ども達と生きもの見つける授業するのが・・・待ち遠しい・・・
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